初体験その1 初詣

Marv

2012年01月02日 21:19


大晦日。
行きつけの飲み屋に顔を出し、「その時」を待つ。

あーだこーだとお話をしつつ聞きつつ、RLではテレビのチャンネルをパチパチといじる。


そうしているうちに「その時」は近づき、テレビではカウントダウンボレロの演奏が開始されていた。
ボレロの演奏に合わせ、ゆっくり、非常にゆっくりとテンションを上げていく。

演奏が最高潮の盛り上がりを見せ、「その時」より3秒ほど早く終焉する。
会場もテレビの前の私も「ム?」となりながら長い3秒を味わい「その時」を迎えた。


SLでは堰を切ったように「あけましておめでとうございます(あけおめ等含)」の大合唱。
無事に新年を迎えられたことを祝う。

5度目の新春を迎えた。

このようにして新春を迎えたのは初めてか。
これまでSLでの迎春に特別なことをしたことはなかった。


続いて、5度目にして初の体験初詣。
竹打神社で初詣。

小規模ではあるものの厳かな雰囲気に包まれている。






















心を静かにし、
賽銭を放り込んでいざtwo礼・two拍手・one礼
ありきたりではあるものの、本年もいい年であるようにお願いする。


すると、SSで言うところの9時方向やや下におみくじを発見す。
「ほほう・・」

聞いたことがある。
正月のおみくじは大吉がたくさん入っているとか。

確かにRLで初詣に行くと、大吉ばかり引いているような気がしなくもない。

当然そうするべきである。
正月に引くおみくじには一年を占う意味がどうしても付いてくる。
そこで悪い運勢とされてしまっては、この一年間生きていく気力が根から削ぎとられてしまう可能性すらある。




再度心を静かにし、いざおみくじを引っこ抜く。


【凶】
願事 : 少し暇かかる事あれども叶うべし
待人 : いくら待てども現れる事なし
失物 : 出づる 低い所
旅立 : よし 行き先を選び道中気をつけよ
商売 : 俄かに下向く事あり
学問 : 困難 勉学せよ
争事 : 急いては勝ちがたし 緩々してよし
転居 : 其のまま居るが安全
病気 : 本復叶いがたしとも知れず
縁談 : 気短にしては調う所も破れる


想像していたよりムカっときたので、「くそったれ」と感想をこぼし初体験の初詣を終える。
大吉を出した人には「そんなもんは一周回って凶じゃ」と負け惜しみをこぼす。


その後、おみくじの各項目に対し一通りの否定や文句をいれて、パロディ等も作って飽きる。


そういった年越しであった。